たまにライトノベル

2018年 上半期 ライトノベルランキング10

 上半期ライトノベルトップ10やる。

あんまり数読んでるわけではないので、面白みがないとは思う。それとマイナーなのを挙げるとかはしない。そもそもメジャーどころしか読んでない。あとは割と客観的なものになるように配慮はしました。まあ、あくまで自分が思う範囲内の話だけれど。

 

あ、あと流石にこれ入れるのは面白くないなってのは外すか、順位下げてます。例としてはりゅうおうのおしごととか。基本新作メインで、まあ、新作そんなに入ってないんですけど^^;

 

 

じゃあ、やってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理想の恋愛なんて、現実にはなりえない。
日陰作家のぼくにできるのは、妄想満載の小説《ラブコメ》を書くことくらい。
なのに――
「私に恋を教えてください、先生!」
そんなぼくを恋愛マスターと勘違いした、演劇部のヒロイン・綾瀬マイ。
理想の恋愛を実現するため、綾瀬さんとのラブコメ研究が始まって……

「恥ずかしい台詞とかあっても……頑張りますから!」

あくまで演技指導だからね!? 脇役未満の“裏方”から挑む、青春ラブコメ攻略論!

 

1位です。

 

まあ、これに関しては悩むことすらなかった。ノータイムで決まった。めちゃめちゃ面白い。圧倒的青春感、ページをめくる手が止まらなくなるような疾走感。最高に面白い。文句なしで一番面白かったと断言できる。残念なところと言えば、メインヒロインがちょい微妙なところか。サブヒロインの目黒ナツキが強すぎるってのもあるかも。

まあでも僕はヒロインとしては綾瀬マイのほうが好きなんですけど。

 

あと、この作品ラブコメっていうでかいテーマをそのまんま作品にぶっこんでるんだけど、ラブコメが好きな人間にとってはありえないぐらい刺さる作品だと思う。

胸がしめつけられるんだよ。ギュってね。。。

 

あと、田中ロミオのAURA~魔竜院光牙最後の戦い~が好きな人間にもお勧めできる。

ラストの疾走感が似てるので。

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かに胸を張れるもんじゃない。 でも、ぼくらには、「アニメ」がある。

「どんな人間であれ、一日でアニメを約57本しか観ることが出来ない」
ぼく、こと坂井九太郎が所属するアニ研は、上記のような世迷言を乱発する部長をリーダーとするダラダラ部活動(ちなみに30分アニメからCMを抜くとOPED含め実質25分だからそれで計算して57本らしい。なんてアニメバカなんだろう)。
部員はぼくと部長と、部長の幼馴染さん(女性。現実にいるんだ……なんてアニメキャラぽいんだろう)の3人のみ。
生徒会にも活動に目をつけられてるっぽいし果たして今後どうなるのかなと思っていたところに、来訪者が現れた。それはぼくの学年一番の美少女・岩根美弥美さん。彼女の出現を皮切りに、部には「アニメ」にまつわるちょっとした事件が次々と巻き起こり――?

 

2位です。

 

あらすじを見ずに買ったので最初ミステリーだとはしらなかった。期待してたのとは違っていたが面白かった。苦味をメインとして話を展開する日常ミステリーのアンチテーゼになるような作品だと思う。もちろん苦味がないことはないんだけれど、全体的に優しさに満ちている作品だと思う。特に好きなのが第二章の夕暮れのバニシングポイント

主人公のあのセリフは、すごい優しくてめちゃめちゃ好きなんです。

基本的にアニメを上手くミステリに落とし込んでいると思う。良作

 

あと第一章の追憶のアイリスアウトはたぶん氷菓を意識しているんだろうけど、個人的には氷菓より面白かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 8月をループする街“架見崎”。プレイヤーが命がけのゲームをするこの地で、最大手チームの2つ“平穏な国”と“PORT”が、ついに交戦する―そう予見した香屋歩とトーマは、戦いを「引き分け」に持ち込むため、もうひとつの大手チーム“架見崎駅南改札前”へ向かう。そこには最強のプレイヤー“月生”ただひとりが所属していて―「そんな風に我侭に、貴方はなにを目指すのですか?」「安全な世界ですよ。僕でも安心できるほどの」

架見崎全土を巻き込む戦いの裏側で、臆病な少年による、世界のルールを打ち破るための革命が、静かに進行する。

 

3位です。

 

頭脳戦が面白いライトノベル。キャラクター同士の駆け引きや、世界の謎に迫っていくのは、ワクワクするよねって話。モブキャラの掘り下げは多少くどいなと感じることもあるんだけど、メイン三人トーマ、香屋歩、秋穂栞、この三人の関係性はすごい良くてこの三人の絡みを見てるだけで面白いみたいなところある。河野裕の作品は初めて読んだが文章がすごい好きな感じだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対彼女作らせるガール!2 (MF文庫J)

絶対彼女作らせるガール!2 (MF文庫J)

 

絵馬の"練習彼女"宣言で注目されたことから、大地が学祭のミス・ミスターコンのクラス代表にみりあとともに選ばれた!? 男女ペア部門の審査に向け、大地は読モのみりあから特訓を言い渡される。そんなとき、普段からみりあを小馬鹿にしてくる杏南が転入してきて、みりあは絶対負けられない!!と激しく燃え上がる。「特訓メニューを変更するわ。合宿よ!!」当然のように絵馬も二人の応援にと合宿に参加するが、時折不安げな表情を見せはじめ……? 大地の学園生活は加速度的に変化していく!

 

4位です。

 

猪熊みりあたそマジでもえ~~って感じ。

はい、最近はやりの野ブタ。をプロデュースラノベ。まあ、僕ほとんど野ブタ。をプロデュースの話覚えてないんですけど。

この作品は2巻が本当に面白い。一巻はまあ、そこそこおもしれーなって感じなんですけど2巻でぐっっと上がったと思う。まず、猪熊みりあたそが萌え。萌えなんです。

あとは2巻はミスコンの話なんですけど絶対的な美と主観的な美ってのが描かれてるわけなんですけど、これの反転のさせ方が非常に上手い。うんでもって主観的な美を認めたあとの話の持って行かせ方がまーーーーじで上手い。さらに演技テーマのタイトルも最高。会場の雰囲気がどうなるかまで考えてんのまーーーーーーーじで上手い。めっちゃ面白いです。

 

ただそれだけに打ち切りは残念でした。あとがきもくっっっっっっそ痛い感じで3巻読みたかった。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錆喰いビスコ (電撃文庫)

錆喰いビスコ (電撃文庫)

 

 すべてを錆つかせ、人類を死の脅威に陥れる《錆び風》の中を駆け抜ける、疾風無頼の「キノコ守り」赤星ビスコ。彼は、師匠を救うための霊薬キノコ《錆喰い》を求め旅をしていた。
美貌の少年医師・ミロを相棒に、波乱の冒険へ飛び出すビスコ。行く手に広がる埼玉鉄砂漠、文明を滅ぼした防衛兵器の遺構にできた街、大蛸の巣くう地下鉄の廃線――。過酷な道中で次々に迫る脅威を、ミロの知恵の閃きと、ビスコ必中のキノコ矢が貫く! しかし、その先には邪悪な県知事の奸計が――。
愛する人を救うため、強弓が撃ち抜く冒険ファンタジー!

 

5位です。

 

なんつーか熱い。まあ、熱いよね。勢いで読ませてくる感じ。あとこれBL?よくわかんないんだけどなんかそういうのも良い。まあでも一番感心したのは始まり方と終わり方なんだよね。読んでる人はわかると思うんですけどめちゃめちゃ映画っぽいんですよ。

だからって訳じゃないけど、いい余韻が残るんだよねこのラノベ。

面白いです

 

 

 

 

 

 

 

 

君死にたもう流星群 (MF文庫J)

君死にたもう流星群 (MF文庫J)

 


二〇二二年十二月十一日。それは僕が決して忘れられぬ日。
その日、軌道上の全ての人工衛星が落下し、大気圏で光の粒となり消えていった。『世界一美しいテロ』と呼ばれたこの現象にはたった一人、犠牲者がいて……! 引きこもりの少女・天野河星乃を救うため、高校生の平野大地は運命に抗う。「まさか読み終わる頃に自分が泣いているなんて考えもしませんでした」「切なさ、絶望、一縷の望みと試行錯誤の日々、さわりだけ読むはずが先が気になってもう止まりませんでした」「この作品を読んで僕も夢を諦めたくなくなりました」発売前から多くの人を感動に巻き込んだ『宇宙』と『夢』がテーマの感動巨編スタート!

 

 6位です。

 

最初にいっとくと僕この作品あんまり好きじゃないです。基本私怨なんですけど、あらすじ読んでなくてタイムリープものだってしらなかったんですよね。過去に戻るまではめちゃめちゃ面白かったんですけど、戻ってからはすごい萎えてあんまり話が入ってこなかった。ならなんでこの順位にいるかっていうとそれを差し引いても面白くはあったからです。僕は好きじゃないんですけど。あと夢がテーマになってるんだけれど僕にはあんまり刺さらなかった。露骨すぎて押しつけがましさを感じてしまった。

 

ただポテンシャルはとんでもないものを持ってると思うのでこの先に期待したい。

そもそも一巻ではまだ全然話が動いてないんでね、それでもこの面白さってのはすごいとは思う。

 

 

 

 

 

 

 

オミサワさんは次元がちがう (ファミ通文庫)

オミサワさんは次元がちがう (ファミ通文庫)

 

大学二年の雪斗には気になる女性がいた。芸術科の小海澤有紗。無表情、無感情で人と関わろうとせず、そこかしこに絵を書き散らすも、その落書きが数百万の価値を生む百年に一度の天才。人とのコミュニケーションが断絶してしまっているそんな小海澤さんが気になり、なんとかお友達にこぎつけた雪斗。しかし天才との変わった交流を楽しむはずが、彼女の重大な秘密を共有することになり――。次元が違う彼女とのもどかしくピュアなキャンパスラブストーリー。

 

7位です。

 

オチが最高のライトノベル。よくできてるなって感じ。まとまりのある良作。

ラストの爽やかな〆もよし!!

 

 

 

 

 

 

 

 

賭博師は祈らない(4) (電撃文庫)

賭博師は祈らない(4) (電撃文庫)

 

バースでの長逗留を終え、ようやくロンドンに帰還したラザルス。リーラは徐々に感情豊かになり、観光がてらついてきたエディス達との交流も続く。賭場の馴染みからは、そんな関係を冷やかされる始末。ラザルスは賭博師として日銭を稼ぐいつもの生活へと回帰していく。
だが幸福そうに見えるラザルスの心を陰らせるひとつの懸念――。リーラという守るべき大切なものを得たが故に、彼の賭博師としての冷徹さには確実に鈍りが生じていた。裏社会の大物や警察組織にも目を付けられつつも、毎日を凌いでいたラザルスだったが……。
そしてかつての恋人である賭博師・フランセスとの因縁が、ラザルスに決定的な破滅をもたらすことになる。

 

8位です。

 

特にいう事もない。普通に面白い。強いて何かを語るならやっぱり心理描写であると思う。この作品基本的に心理描写がめちゃめちゃ上手い。話の流れとしてちょっとガバなところもあるけど、4巻ラストのラザルスの考え方の変化はすごく上手い

おもしろいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくたちのリメイク4 「いってらっしゃい」 (MF文庫J)

ぼくたちのリメイク4 「いってらっしゃい」 (MF文庫J)

 

貫之は筆を折り、大学を去った。僕、橋場恭也の誰かのための行動は誰かの進むべき道を捻じ曲げた。そして僕は、今度は十一年の時を飛ぶ。シノアキは絵を描くことを辞めていた。ナナコの夢が叶うことはなかった。再び元の年齢へと強制的に戻された僕には、存在しなかったはずの幸せな人生だけが残された。これが、僕が作り直した人生だった。再びゲームディレクターとして働く日々が始まった。同僚の河瀬川や仲間たちと共に毎日のように起きるトラブルを解決する。きっとこれで良いのだろうと呑み込んだ。そして彼女は、微笑み言った。「いってらっしゃい」

 

9位です。

 

この作品も今更特にって感じではある。昨年のこのラノ6位なので。。。

まあでも、入れたかったので入れました。過去に戻って人生をやりなおそうっていう作品。3巻が割と衝撃的な幕引きだったんでどうなるのかなと思ってましたけど、面白かったです。モラトリアムな毎日を送ってる僕としては読んでてまぶしい、でもそのまぶしさが面白いんだとそう思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポンラバー (ガガガ文庫)

ピンポンラバー (ガガガ文庫)

 


かつて天才卓球少年と呼ばれた飛鳥翔星は、怪我のため卓球界から姿を消した。それから数年後、私立卓越学園の入学式に彼の姿があった。
そこは日本全国から集まった卓球エリートたちがひしめく最高峰の学園。翔星がこの学園に進学した目的は小学生時代に唯一敗北を喫した名も知らぬ少女を見つけ出し、そして勝利することにあった。
だが、入学初日にして彼は本物のエリートによる厳しい洗礼を受けることになる。
一年生最強の女子・白鳳院瑠璃に、怪我をしていた膝の弱点を見抜かれ、あっけなく敗北してしまう。敗北しうなだれる翔星に、瑠璃は「あなた、私のパートナーになりなさい」と告げる。彼女の目的は、才能のある彼とダブルスを組み、これまで一度も勝てたことのない相手、姉の紅亜を負かすことにあった。そして、その紅亜こそが、翔星が捜し求めていた、あの日の少女だったのだ。
学園最強女子・紅亜という共通の敵を倒すため、翔星と瑠璃は共闘関係を結ぶことになるのだが……

 

10位です。

 

 

スポコンライトノベル。スポーツを小説で書くのは割と難しいと思うんだけれどそれなりにかけてたと思う。キャラのノリが漫画っぽい。そこがあんまり好みではなかったな。ラストの展開は熱くて、読み終わった後は体を動かしたくなった。あと、無性にピンポンを見たくなった。アニメじゃなくて実写の方。

 

 

 

 

終わりです。

 

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